堺市南区にある荒山公園には50品種の梅林がある？魅力をご紹介

堺市南区に引っ越しを考えている方に、ぜひこの地域の魅力を知ってもらうためご紹介していきます。
堺市南区には、50品種の梅が見られる「荒山公園」があります。
敷地も広く、北側と南側に分かれているので、行かれる方は時間に余裕をもったほうがゆっくり過ごでしょう。
本記事では、荒山公園とはどんなところなのか、見どころや概要など、さまざまな情報を掲載しています。
「行ってみたい！」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

堺市南区にある荒山公園とは？

「荒山公園」とは、大阪府堺市南区にある公園です。
多治速比売神社を囲むようにして広がっており、50品種の梅林は春になると一斉に咲き誇ります。
そのため、梅を見に訪れる方も少なくないでしょう。
そんな荒山公園の魅力をご紹介します。

50品種もの梅が見られる

荒山公園といえば、冒頭でも述べたとおり50品種の梅が見られる公園です。
白やピンクなどいろんな色の梅が公園一帯を埋め尽くします。
50品種と聞いてもどれくらいの本数が咲いているのか、いまいちピンとこない方もいるでしょう。
公園の広さは17万㎡、南側と北側に分かれています。
梅林が咲いているのは北側になります。
2700㎡もの広さに約1400本の梅が咲き誇り、春になると一面が華やかになるだけでなく梅の香りもたっぷり感じることができます。
気になる見頃は2月中旬～3月上旬頃です。
梅の種類によって時期は異なりますが、1月初旬頃から蝋梅が咲き始めるので、春になったらぜひ荒山公園へ足を運んでみてください。

歴史のある梅林

荒山公園にある梅林は、植栽されたのが昭和59年～昭和60年になります。
春になるとたくさんの桜が咲く公園は数多く存在しますが、梅林が咲き誇る公園はそれほど多くありません。
そのうえ歴史もあるとなると、各地から梅を見に足を運ぶ方がいるのも納得です。
もちろん、桜を見ることもできます。
新型コロナウィルスでイベントは中止されているものの、開花時期になると来園者が増えるため、駐車料金も有料になります。
電車で行かれるのもおすすめです。

多治速比売神社とは

荒山公園は、多治速比売神社を囲んで造られた公園であることはすでにご存じでしょう。
多治速比売神社とは、安土桃山の建築様式を先取った重要文化財です。
安産や縁結び、厄除けなどの神様が祀られており、公園に隣接していることから、梅林をはじめ桜や新緑、紅葉など四季折々の変化も楽しむことができます。
本殿は1539年～1541年に再建され、入母屋造には彫刻や彩色が施され華やかな印象を与えます。
また学問の神として信仰されている菅原道真公も祀られているので、学生の方も多く参拝しに来ます。

堺市南区にある荒山公園の見どころ

約1400本の梅林が見られる荒山公園は、子どもだけでなく大人も楽しめること間違いありません。
ここでは、より魅力を知るために「荒山公園の見どころ」をご紹介します。
初めて行かれる方も、いつも利用している方も、ぜひ参考にしてみてください。

モニュメントと遊具

もちろん、荒山公園には梅林以外にも楽しめる場所がたくさんあります。
印象的なのがゆっくり回転する黄色いモニュメントです。
新緑とのコントラストが美しく、初めて訪れる方は「一体なに？」と疑問に感じている方もいるでしょう。
実はこのモニュメント、「風のあいさつ」といって、有名な造形作家・新宮晋さんによる作品になります。
高さ9m・幅11.5mもあるので、遠くからでもとても印象的です。
さらに、モニュメントの近くには子どもたちが喜ぶ遊具も設置されています。
複合遊具になっているので、すべり台や梯子など、1つでいろんな遊びを楽しむことができます。
またカラフルなデザインはインパクトもあるでしょう。

運動施設も充実

荒山公園は、南側に運動施設もあります。
テニスコートは6面、芝生広場との間には運動場も設置されています。
角には防球フェンスも立てられているので、野球やサッカーなども楽しめるでしょう。
また、梅林の入口付近には再び遊具広場が存在します。
先ほどのカラフルな複合遊具とは異なり、こちらはごくごく普通の遊具になります。
ブランコやジャングルジムなど、子どもが好きな遊具がそろっているので、親子連れの利用も少なくありません。
ちなみに、テニスコートを利用するには堺市スポーツ施設情報システムから申し込みが必要です。
利用月の1か月前から受け付けていますので、確実に利用したい方は早めの申し込みをおすすめします。
8時～9時は1時間、9時以降は2時間単位で利用できます。

堺市南区にある荒山公園の概要

ここでは、荒山公園に初めて行かれる方のためにアクセス方法や駐車場情報など概要をご紹介します。
行った方の口コミもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

住所やアクセス方法

常時開園している公園なので、24時間いつでも入園することができます。
ただし梅や桜の時期になると駐車料金が有料になります。
詳細は後述しますが、臨時駐車場も設置され混雑しやすいでしょう。

●住所：大阪府堺市南区宮山台2-3
●開園時間：24時間
●休園日：なし
●アクセス方法：泉北高速鉄道 泉ヶ丘駅下車、南海バス堺東駅前（102番系統）津久野駅前行（212番系統）宮山台下車すぐ
●駐車場：あり　無料（梅や桜の開花時期は有料）

駐車場詳細

普段は無料で利用できますが、梅や桜のシーズンになると有料になります。
できれば電車でアクセスしたほうが混雑を避けられますが、臨時駐車場も設置されるのでいつもより余裕をもって駐車できるでしょう。
荒山公園には、3つの駐車場が完備されています。
第1駐車場は梅林の入口付近にあり、その奥に期間限定で臨時駐車場が開放されます。
第2駐車場はテニスコート付近、第3駐車場は芝生広場や遊具があるエリアに設置されているため、利用したい場所に駐車すると移動もしやすいでしょう。
利用時間は、5月～8月は7時30分～19時30分、9月～4月は7時30分～18時30分です。
臨時駐車場の時期はその年によって変動しますが、2022年は2月10日～4月3日まで開放していました。
普通車は1回500円、マイクロバスは1回1,000円、大型・中型バスは1回2,000円の駐車料金になります。
大型・中型バスに関しては平日のみ、第3駐車場に5台までの利用になりますので気を付けてください。
開花状況は荒山公園の公式ホームページに掲載されていますので、2023年開花の際は要チェックです。

荒山公園の口コミ

「梅が開花していない時期に行っても楽しめます」
「土曜日の午後から息子と遊びに行き、天気も良かったのでゆっくりとした時間を過ごせました」
「家から近いのでよく遊びに行っています」
「遊具はすべり台の種類が多く、意外と大人でも楽しめます」
「梅ではなく桜を見に行きました」
「子どもたちも連れて行ったのですが、遊具もあり満足して帰ってきました。
「梅の名所でもあるので、シーズンになると遠方から訪れる方も多いようです」
「バスでアクセスする場合は、北側に下っていくのがおすすめです」
「梅園が楽しめ、そのまま進んで行くと神社の境内へ行くことができます」
「梅と桜の開花時期になると、たくさんの人で賑わっています」

まとめ

堺市南区にある「荒山公園」をご紹介しました。
梅や桜はもちろんのこと、モニュメントがあったり複合遊具があったりと見どころも多く、何回行っても飽きないでしょう。
堺市南区に引っ越しを検討されている方は、ぜひ荒山公園へアクセスしやすいエリアを選んでみてください。