知識や文化に触れることが好きで、引っ越し先や自分が住む場所にはそんな教養を深められる場所が欲しい、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
大阪府堺市中区にある「堺市教育文化センター」では、子どもから大人まで楽しめるさまざまなイベントが開催されています!
この記事ではそんな堺市教育文化センターの概要や施設の特徴、開催されるイベントをご紹介いたします。
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弊社へのお問い合わせはこちら大阪府堺市中区の堺市教育文化センターの概要
ここでは、堺市教育文化センターの概要をご紹介いたします。
堺市教育文化センターの愛称
堺市教育文化センターとは「ソフィア・堺」の愛称でも親しまれている、堺市の文化と教育の振興拠点です。
ソフィアとは、ギリシャ語で「知恵」を意味する言葉で、市民の方々に教育・文化的な知恵を提供できる親しまれる施設になれるようにと名付けられました。
堺市教育文化センターのメインコンセプト
未来を担う子どもたちのために、堺市教育文化センターは「自然への回帰」をメインコンセプトに建設されています。
建物の各所には原始林や丘陵、洞窟などのイメージが埋め込まれており、自然へと回帰する心を呼び起こすような仕掛けが施されています。
たとえば、建物の外観に用いられたミラーガラスには外に植えられた樹木が映り込み、本物の樹木と映り込んだ樹木がまるで森林に見えるように工夫されています。
また、その後ろには円形の建物や四角い建物がリズミカルに配置され、丘陵を思わせる風景になっています。
その他にも、玄関アトリウムは鍾乳洞、ホールホワイエは草原から森への入り口、ホールは幹や枝、下草や落葉が重なる森など、自然の雰囲気を感じられる意匠が各所に埋め込まれています。
このようなコンセプトを子どもに教えることで、建築的な意味を学べるようになっているのが素敵なポイントですね。
堺市教育文化センターの施設
センター内には多種多様なイベントニーズに応えるさまざまな施設が充実しています。
ここでは、堺市にお住まいの方々が楽しめるイベントがよく開催されている3つの施設をご紹介いたします。
ホール
音楽活動や舞台芸術など、さまざまなイベントが開催される多目的ホールです。
1124㎡の広々とした空間には定員794名分の座席が用意されており、かなり大きなコンサートが開催されることもあります。
ギャラリー
美術館のようなきらびやかなライトが照らすギャラリースペースでは、美術展や展示会など観て楽しめるイベントが開催されています。
また、地域のクリエイターや販売店が集まる雑貨市やフリーマーケットなど、商品販売会が開催されることもあります。
クッキングルーム
クッキングルームには広い調理スペースのある大きなキッチンがいくつも備え付けられており、調理器具も充実しています。
大人向けの本格的なものから、親子同伴で楽しめる子ども向けのものまで、さまざまな料理教室が催されています。
堺市教育文化センターの基本情報
●住所:大阪府堺市中区深井清水町1426
●開館時間:9時00分~22時00分
●定休日:月曜日(祝日の場合は開館)、年末年始
●アクセス:泉北高速鉄道「深井」駅より徒歩約12分
●駐車場:134台(有料)
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大阪府堺市中区の堺市教育文化センター内にあるプラネタリウム
堺市教育文化センター内でも一際人気の施設、それが「プラネタリウム」です。
プラネタリウムでは、大人から子どもまで楽しめる星や宇宙に関する番組を投映しており、その他にも星を観察するイベントや教室も開催されています。
番組やイベントは時期によって異なりますが、プラネタリウムの番組やイベントの内容を一部ご紹介いたします。
堺市教育文化センタープラネタリウムの番組
堺市教育文化センターのプラネタリウムでは、さまざまな番組が放送されています。
ファミリー向け番組「はなかっぱ 花さけ!パッカ~ん 宇宙旅行」では、愛らしいキャラクターたちと一緒に太陽系旅行が楽しめます。
「流れ星のひみつ」は、その名のとおり流れ星の秘密について知ることができる、子どもから大人まで楽しめる一般向け番組になっています。
また小説作品として名高い「銀河鉄道の夜」の世界を再現したヒーリング番組では、壮大で美麗な宇宙の姿に癒されることができますよ。
堺市教育文化センタープラネタリウムのイベント
プラネタリウム内で放送される番組だけでなく、以下のような体験を通して天体について学んで楽しめるイベントも開催されています。
「星と音楽の夕べ」は、満点の星空の下でBGMを聴きながらゆっくりと星空を楽しめるイベントです。
当日券のみの販売になるので、よく晴れた日を狙って訪れることもできますよ。
また天体について学ぶ「天体教室」も定期的に開催されています。
回によっては本格的な天体望遠鏡を使って本物の天体を観測できることもあるんです。
堺市教育文化センタープラネタリウムの観覧料
堺市教育文化センタープラネタリウムは1番組ごとに観覧料がかかる仕組みとなっています。
1番組ごとの観覧料は以下のとおりです。
●大人(高校生以上):510円
●小人(4歳~中学生):250円
●3歳未満:無料
プラネタリウムとしてはかなりお手頃な観覧料になっているので、気軽に訪れることができますね。
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大阪府堺市中区の堺市教育文化センター内にある平和と人権資料館
堺市教育文化センターの敷地内には、戦争や人権、地球環境について学べる「平和と人権資料館」があります。
無料で入れるので、戦争の悲惨さや平和の大切さを学び、次世代に伝えるために、是非訪れてみると良いでしょう。
ここでは、平和と人権資料館の常設展と企画展の内容をご紹介いたします。
平和と人権資料館の常設展
常設展は主に4つのコーナーに分けて展示されています。
資料館の入り口すぐの「エントランスコーナー」には、堺市出身の作家が手掛けた子どもと未来をテーマにした作品が展示中です。
伝統工芸の型絵染めとシルクスクリーンで描かれた作品からは、これからの時代を生きる子どもの輝かしさが感じ取れます。
「人権ゾーン」には胎児の心音が聞こえる機器など、命の大切さや価値観の多様性を感じられる体験型の展示が置かれています。
男女平等や子どもの権利など、人権についての世界の歩みを示した歴史年表も掲示されており、人権の大切さへの理解が深まりますよ。
自然や環境問題に関する「環境ゾーン」には自然との繋がりや共生について子どもでもわかるストーリー形式で展示されています。
ものづくりの過程が見れる体験型の展示や海洋プラスチック問題などについての資料など、自然と環境に関する展示が豊富です。
いちばん大きな「平和ゾーン」では、戦時中の家庭防空壕を再現した模型があり、入壕体験も可能となっています。
堺大空襲を映像とジオラマで再現した資料や、戦争中の写真や被災遺物などもあり、戦時下の堺の様子を体験し、戦争の恐ろしさを実感できます。
平和と人権資料館の企画展
企画展示コーナーでは、平和・人権・環境に関する企画展が定期的に開催されています。
たとえば、2022年7月1日から9月29日までは、戦時下の人々の暮らしを当時の生活品を通して考える企画展が催されています。
収蔵品として集められた当時の方々が使った道具から戦況が悪化するにつれて貧しくなっていった市民生活や、空襲に怯える不安を体験することができ、平和の尊さを学ぶことができることでしょう。
これ以外にもさまざまな企画展が開催されるので、訪れる際は是非チェックしておきたいところです。
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まとめ
堺市教育文化センターでは、さまざまなイベントやプラネタリウム、平和と人権を学べる体験などを通して、知識や教養を深めることができます。
とくにプラネタリウムが手軽に利用できる公共施設は珍しく、このような施設がある堺市はかなり恵まれた環境だといえます。
知識や文化が身近に触れられる環境で過ごしたい方は、ぜひ堺市で住まいを探してみてはいかがでしょうか。
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