人が住んでいない空き家はどんどん老朽化してしまうため、放置していると気が付いたときには素人では手がつけられない状態になることがあります。
しかし、遠方にあり、さまざまな事情で管理が行き届かないことはよくあります。
そんなときに利用したいのが、空き家管理サービスです。
今回は空き家管理サービスとはどんなサービスなのか、どんなメリットやデメリットがあるのか見ていきましょう。
空き家管理サービスの具体的な内容とは?
空き家管理サービスとは、空き家をこまめに管理できない所有者に代わって空き家を管理するサービスです。
サービス内容は料金により異なりますが、基本的に月に1回空き家を訪れて清掃や郵便物の確認をします。
なかには、目視での建物点検や換気、雨漏りの確認や屋内外の巡回をするようなサービスもあります。
空き家の管理状況は報告書にまとめて、メールや書面などで送ってもらえます。
そもそもなぜそのような管理が必要なのかも改めて確認しておきましょう。
空き家の換気をするのは、室内に湿気がたまると柱などの腐食や老朽化が早まるため、定期的に空気を入れ替える必要があります。
また雨漏りの確認をするのも、湿気の原因になるためです。
さらに雨漏りしていると、その下の畳やフローリングまで傷んでしまいます。
空き家は人の目につきにくいため勝手に入って利用されたり、放火の被害にあったりする可能性があります。
そのため、定期的に巡回して、人が入った形跡がないかなどを確認する必要があるでしょう。
空き家管理サービスのメリットとデメリット!
空き家管理サービスに空き家の管理を委託するメリットは、プロに管理を依頼できる点です。
自分で管理しようとしても、素人目では家の破損などに気がつかないことがあります。
その点、プロがしっかりチェックしてくれるなら安心です。
また、空き家に不審者がいるかもしれない場合も、プロが対処してくれれば心強いでしょう。
清掃や巡回など、家を管理するには手間も時間もかかるものですが、空き家管理サービスに依頼すれば任せられるので忙しい方にもおすすめです。
次に、空き家管理サービスにはどんなデメリットがあるのかも見ておきましょう。
空き家管理サービスに管理を依頼するデメリットは、費用を負担しなければいけない点です。
基本的に依頼内容が細かくなるほど、サービス利用料は高額になります。
そして、空き家管理サービスを利用していても空き家そのものについての解決策にはならないことも注意点です。
管理を任せたままだと、空き家を将来的にどうしていくのか考えることを後回しにしてしまいがちです。
そうならないように、空き家を最終的にどうしたいのかも考えておくと良いでしょう。
まとめ
空き家管理サービスについて、その内容や、どんなメリットとデメリットがあるかをまとめました。
自分での管理が難しい空き家を所有している方には空き家管理サービスはメリットがあるサービスです。
しかし、空き家を活用しないまま所有しているだけでは費用だけがかさんでいきます。
将来的に活用する予定がないなら、空き家の売却も早めに検討してみてはいかがですか。
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