住宅の耐震性が問題ないものとして証明される耐震基準適合証明書は、取得しておくことで、あとあとメリットになる点があります。
今回はこの耐震基準適合証明があるメリットについてと、取得にあたっての注意点についてご紹介していきます。
不動産の購入を検討している場合は、ぜひ参考にしてみてください。
不動産購入時に「耐震基準適合証明」を取得すると築年数が古くてもメリットがある?
この耐震基準適合証明書というのは建物が特定の耐震基準をしっかりと満たしているという証明となります。
主に発行は建築士がおこなっているので、そういった対応ができる建築士に住宅診断を依頼し発行してもらいましょう。
この証明を持っていることによって実は多くのメリットを享受することができます。
まず、耐震基準適合証明を取得していることで、登録免許税の軽減措置を受けることができます。
さらに、住宅を取得するための資金を贈与された場合に、贈与分の税金が非課税になります。
その他にも、地震保険料が割引になるなど、さまざまなメリットがあります。
また、昭和56年6月1日以降に建てられた物件は、それ以前に建てられた物件にくらべて地震保険の保険料で有利になっています。
これは建築年割引と呼ばれる地震保険の保険料が10%割引になるものです。
しかし、これより古い住宅であったとしても、建築基準法の耐震基準をしっかりと満たしていれば同じように耐震診断割引を受けることが可能となる場合もあります。
そのときに必要になってくるのが、この耐震基準適合証明書となります。
不動産購入時に耐震基準適合証明書を発行するにあたっての注意点
耐震基準適合証明書を取得するにはいくつか注意点があります。
一つ目にはいつでも取得できるというものではなく、購入する前に手続きが必要で引き渡し前に発行する必要があることです。
必要だと感じたのならば必ず物件を引き渡してもらう前に発行を依頼するようにしましょう。
しかし、耐震基準適合証明書が発行できない不動産も存在します。
基準に満たない物件の場合、証明書の発行はできないので注意が必要です。
まとめ
不動産購入をするときに耐震基準適合証明書を発行することにより、築年数が古い物件でも受けられる割引などがあるためメリットが大きいです。
大きな注意点としては、物件の引き渡し前に取得しておかないと、多くのメリットは享受できないという点です。
必要なのであれば早めに準備をしていきましょう。
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